オウンドメディア分析の方法とは?見るべき指標から改善策まで徹底解説


- なぜ分析が必要?成果の最大化やユーザーのニーズを正確に知るため
- 何を見ればいい?PV数や検索順位、コンバージョン率などの重要指標
- どう改善する?分析結果に基づき記事のリライトや内部リンクの最適化を行う
オウンドメディアの成果を最大化する分析の重要性と始め方

オウンドメディアを運営する上で、コンテンツを作って公開するだけでは十分な成果は得られません。成果を最大化するためには、定期的な分析と改善が不可欠です。なぜなら、分析を通じてユーザーの評価やニーズを正確に把握し、どのキーワードが評価されているかを知ることで、メディアの方向性を最適化できるからです。
分析を行うことで、顧客の行動パターンや興味関心を深く理解し、エンゲージメントの向上や投資対効果(ROI)の最適化に繋がります。まずは、メディアの最終目標(KGI)を明確に設定し、そこから逆算して具体的な指標(KPI)を定めることから始めましょう。そして、仮説を立てて検証するサイクルを回しながら、継続的に改善していくことが成功への鍵となります。
viviane代表 田辺大樹最終目標はお客さんからの問い合わせを増やすとか、商品を買ってもらうなど、自社の商品やサービスに興味を持ってくれた人が実際にアクションを起こすことですね!
まずはここから!オウンドメディア分析に必須のツール5選


オウンドメディアの分析を効率的に進めるためには、ツールの活用が欠かせません。無料のものから有料の高機能なものまで様々ですが、まずは基本的なツールを導入して、自社メディアの現状を把握することから始めましょう。
これらのツールを組み合わせることで、ユーザーの行動や検索エンジンからの評価、競合の動きまで多角的に分析することが可能になります。それぞれのツールの特徴を理解し、自社の目的に合わせて活用していくことが重要です。
サイトへのアクセス状況を把握する「Googleアナリティクス(GA4)」


Googleアナリティクス(GA4)は、Webサイトのアクセス解析に不可欠な無料ツールです。ユーザーがどのページをどれくらいの時間閲覧したか、どの経路でサイトに訪れたかなど、ユーザーの行動を詳細に分析することができます。
GA4を活用することで、どのコンテンツの人気が高いのか、ユーザーはサイト内でどのように回遊しているのかを把握できます。これらのデータは、コンテンツの改善やサイト構成の見直しに役立ち、オウンドメディア全体のパフォーマンス向上に繋がります。



これは無料だし世界的にスタンダードなサービスです。色々対応するのは大変なので、まずはこれだけ入れておけばOKです!
検索エンジンでの評価が分かる「Googleサーチコンソール」


Googleサーチコンソールは、Google検索におけるサイトのパフォーマンスを監視・管理できる無料ツールです。どのようなキーワードでユーザーがサイトに流入しているか、各キーワードでの検索順位やクリック率などを確認できます。
また、Googleがサイトをどのように認識しているか、クロールの状況やインデックスに関する問題点なども把握できます。SEO対策を行う上で、Googleアナリティクスと並行して活用することが非常に重要です。



これはGoogleから自社サイトがどう認識されてるか?などを把握するためのGoogleのオフィシャルツールです。このへんになってくると使いこなせないとなかなか入れても…というところなので、いきなり無理して入れる必要はないかなとも思います。
中級者以上向けですね。
検索順位を定点観測する「GRC」


GRCは、指定したキーワードの検索順位を自動でチェックし、履歴を記録してくれるツールです。Google、Yahoo!、Bingの主要な検索エンジンに対応しており、日々の順位変動をグラフで視覚的に確認することができます。
自社サイトだけでなく、競合サイトの順位も追跡できるため、市場での立ち位置を客観的に把握するのに役立ちます。SEO対策の効果測定や、順位変動の原因分析に欠かせないツールの一つです。



キーワードの順位管理ツールは様々なものがあります。なのでGRCだけが正解というわけでもないです。ただ有名なツールですね、こういうツールの中では有名でそれでいて割と安い。
ただ、こまめに順位管理まで本当に必要か?というと、多くのオウンドメディアにとってはそこまで必須ではないかもしれないです。
ユーザーの行動を可視化する「ヒートマップツール」


ヒートマップツールは、ユーザーがページのどこをよく見ているか、どこをクリックしているかなどを色の濃淡で可視化するツールです。ユーザーの熟読エリアや離脱箇所、マウスの動きなどを分析することで、ユーザーがコンテンツのどこに興味を持ち、どこで興味を失っているのかを直感的に理解できます。
これにより、コンテンツの構成改善やCTA(行動喚起)ボタンの配置最適化など、具体的な改善策に繋げやすくなります。無料で利用できるツールも多く、「Microsoft Clarity」や「User Heat」などが有名です。



ヒートマップは上級者向けです。
「あ、ここがよく押されてるな」「なんかここ熟読されてる…」というところまでしか当然分からないので、それがなぜなのか?という理由は仮説を立てるしかないのです。その仮説がズレてると意味ないですし、これはかなりコンテンツなど基本を抑えた上でさらなる高みを目指すための上級者ツールと考えましょう。
競合サイトの動向も探れる「Ahrefs」


Ahrefs(エイチレフス)は、世界中で多くのマーケターに利用されている高機能なSEO分析ツールです。特に被リンク分析に強みを持っており、自社サイトや競合サイトがどのようなサイトからリンクを獲得しているかを詳細に調査できます。
その他にも、競合サイトの流入キーワードや上位表示コンテンツ、想定されるトラフィック数などを分析する機能も充実しています。競合の戦略を分析し、自社のSEO戦略を立てる上で非常に強力なツールです。



「どんなキーワードで記事を作ろう…有名なあのサイトはどんなキーワードで記事を作ってるんだろう…」そういう時に使うサービスです!気になるサイトのアクセス数の内訳が分かります。
ただし、こういったツールは当然ながら実際のデータではありません。様々な外部のデータを活用して推測しているにすぎません。だから鵜呑みにしすぎず、ある程度の傾向として理解するようにしましょう。
オウンドメディア分析で見るべき5つの重要指標(KPI)


オウンドメディアを成功に導くためには、適切なKPI(重要業績評価指標)を設定し、定期的に観測することが不可欠です。KPIを追うことで、メディアの現状を客観的に把握し、目標達成に向けた具体的なアクションプランを立てることができます。
ここでは、オウンドメディア分析において特に重要となる5つの指標を紹介します。これらの指標を総合的に見ることで、メディアの成長度合いや課題を多角的に捉えることが可能になります。
PV数・UU数|メディアの規模と成長を確認する


PV(ページビュー)数は、サイト内のページが閲覧された合計回数を示し、メディア全体の規模やコンテンツの人気度を測る基本的な指標です。一方、UU(ユニークユーザー)数は、特定の期間内にサイトを訪れたユーザーの数を示し、どれだけ多くの人にメディアがリーチしているかを表します。
これらの指標を継続的に観測することで、メディアの成長トレンドを把握することができます。オウンドメディアの立ち上げ初期や改善フェーズでは、まずこれらの数値を伸ばしていくことが目標となります。



一番ポピュラーな指標ですね!
ページビュー(Pageview)はそのままの意味で表示回数なので、例えば同じ人が5ページ見たら5PVとなります。
ユニークユーザー(Unique User)は同じ人が何度ページを開こうが1人です。
検索順位|SEO対策の効果を測定する


オウンドメディアの集客において、SEOは非常に重要な要素です。ターゲットとするキーワードで自社の記事が検索結果の何位に表示されているかを示す「検索順位」は、SEO対策の効果を直接的に測るための重要な指標です。
検索順位が上位であるほど、より多くのユーザーの目に触れる機会が増え、サイトへの流入増加が期待できます。GRCなどのツールを使って主要キーワードの順位を定点観測し、順位の変動に応じてリライトなどの改善策を講じることが大切です。



キーワードで気をつけるべきは、そのキーワードで検索してる人がどれくらいいるか?ということです。世の中の人が誰も検索していないようなキーワードの順位を毎日ウォッチしていても悲しいだけ(泣)なので、そこはお気をつけを!
滞在時間・直帰率|コンテンツの質とユーザー満足度を測る


平均ページ滞在時間は、ユーザーが1つのページにどれくらいの時間留まっていたかを示す指標です。滞在時間が長いほど、コンテンツがじっくり読まれており、ユーザーの興味関心を満たしている可能性が高いと判断できます。
一方、直帰率は、ユーザーがサイトに訪問して最初の1ページだけを見て離脱してしまった割合を示します。直帰率が高い場合は、コンテンツがユーザーの期待と合っていなかったり、次に見たいページへの導線が分かりにくかったりする可能性があります。これらの指標は、コンテンツの質とユーザー満足度を測る上で重要です。



コンビニに例えるとわかりやすいです。買いたいものだけ見てすぐに買って帰れば、滞在時間が短く直帰(他に見向きもしない)です。
逆に、買いたいものがあってコンビニに来たけど、いろんな新商品があってうろうろしていろんな商品を見ていたら(= 他のページを見ていたら)、滞在時間が長く、直帰ではない(= 他のページを見た)ということですね!
CVR(コンバージョン率)|事業への貢献度を評価する


CVR(コンバージョン率)は、サイトを訪れたユーザーのうち、資料請求、問い合わせ、商品購入といった「コンバージョン(CV)」に至った割合を示す指標です。オウンドメディアが最終的に事業へどれだけ貢献しているかを測るための最も重要な指標の一つと言えます。
どんなに多くのアクセスを集めても、それがコンバージョンに繋がらなければビジネス上の成果とは言えません。各記事のCVRを分析し、高い記事の傾向を把握したり、低い記事のCTA(行動喚起)を見直したりすることで、メディア全体の収益性を高めていくことができます。



これ難しいのが、コンバージョン率を上げようとするととりあえず目立たせようということになります。一定までは正しいのですが、あんまりやりすぎると利用者からすると「なんか鬱陶しいサイトだな…」となります。
そうして「もうこんなサイト二度と来ないッッ!」となると、長期で見るとサイトの利益を損ねてしまうことになります。短期の利益が長期の利益に優先してしまってる状態ということです。何事もバランスが大事!
SNSでのシェア数|コンテンツの拡散力を知る


X(旧Twitter)のいいねやリツイート数、Facebookのシェア数など、SNSでのシェア数はコンテンツがどれだけユーザーの共感を呼び、拡散されているかを示す指標です。シェア数が多いコンテンツは、ユーザーにとって価値が高く、他の人にも伝えたいと思われる有益な情報である可能性が高いです。
SNSでの拡散は、検索エンジン以外からの新たな流入経路となり、ブランドの認知度向上にも繋がります。どのようなコンテンツがシェアされやすいのかを分析し、今後のコンテンツ企画に活かしていくことが重要です。
分析結果を成果に繋げる具体的な改善アクションプラン


オウンドメディアの分析は、データを眺めるだけで終わりではありません。分析によって明らかになった課題を解決し、成果に繋げるための具体的なアクションを起こすことが最も重要です。
ここでは、分析結果に基づいて実施できる代表的な改善アクションを4つ紹介します。これらの施策を継続的に行うことで、メディアのパフォーマンスを段階的に向上させていくことができます。
検索順位が低い・下がった記事をリライトする


検索順位が低い、または以前より下がってしまった記事は、リライト(加筆・修正)の対象となります。リライトとは、既存の記事の内容を見直し、よりユーザーやGoogleに評価されるように改善することです。
具体的には、情報の鮮度を保つための更新、不足している情報の追記、競合上位記事の分析結果を反映させるなどの作業を行います。特に、検索順位が11位~30位程度の記事は、リライトによって1ページ目に表示される可能性が高いため、優先的に着手すると効果的です。
クリック率が低い記事のタイトル・ディスクリプションを改善する


検索順位は高いにもかかわらずクリック率(CTR)が低い場合、検索結果に表示されるタイトルやディスクリプション(記事の要約文)に問題がある可能性があります。ユーザーが「この記事を読みたい」と思えるような、魅力的で具体的なタイトルに変更することが重要です。
タイトルには対策キーワードを含めつつ、数字を入れたり、「最新」「簡単」といったユーザーの興味を引く言葉を使ったりする工夫が効果的です。ディスクリプションも、記事を読むことで何が得られるのかが明確に伝わるように修正しましょう。



タイトルに比べるとディスクリプションはだいぶ優先度は下がります。
サイト内の回遊率を高める内部リンクを最適化する


内部リンクとは、自社サイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。適切に内部リンクを設置することで、ユーザーを関連性の高い他のページへスムーズに誘導し、サイト内の回遊率を高めることができます。
回遊率が向上すると、ユーザーのサイト滞在時間が長くなり、結果としてSEO評価の向上にも繋がります。記事の文末に関連記事を設置したり、本文中で関連するキーワードにリンクを貼ったりするなど、ユーザーが次に知りたい情報へ自然にたどり着けるような導線を設計することが重要です。



どうしたらもっと読者はうちのサイトを楽しんでくれるかな…という想像力の見せ所になってきますね。
CVRを改善するためにCTAを見直す


CTA(Call To Action:行動喚起)は、ユーザーに資料請求や問い合わせなどの具体的な行動を促すための要素です。記事を読んで興味を持ったユーザーをコンバージョンに繋げるための「最後の一押し」として、非常に重要な役割を担います。
CVRが低い場合は、CTAの文言やデザイン、設置場所を見直す必要があります。例えば、「資料請求はこちら」というテキストリンクを、より目立つデザインのボタンに変更したり、「3分で完了!無料相談を予約する」のように、ユーザーのメリットや手軽さが伝わる文言に修正したりするなどの改善策が考えられます。
オウンドメディア分析を成功させるための3つのコツ


オウンドメディアの分析を効果的に行い、着実に成果へと繋げるためには、いくつか押さえておくべきコツがあります。ただやみくもにデータを眺めるのではなく、戦略的な視点を持って分析に取り組むことが成功への近道です。
ここでは、分析を成功させるために特に重要な3つのコツをご紹介します。これらのポイントを意識することで、分析の精度を高め、より効率的にメディアを成長させることができるでしょう。
KGIから逆算してフェーズごとのKPIを設定する


分析を始める前に、まずオウンドメディアの最終的な目標であるKGI(重要目標達成指標)を明確に設定することが重要です。例えば、「売上〇〇円アップ」や「新規リード獲得〇〇件」といった、事業に直結する具体的な数値目標がKGIにあたります。
KGIを設定したら、その目標を達成するための中間指標としてKPIを設定します。このとき、メディアの運用フェーズに合わせてKPIを変えるのがポイントです。例えば、立ち上げ期は「記事数」や「PV数」を、成長期には「検索順位」や「CVR」を重視するなど、段階に応じた目標を立てることで、着実なメディア成長に繋がります。
「仮説→検証」のサイクルを回し続ける


オウンドメディアの分析と改善は、一度行ったら終わりではありません。成功しているメディアは、常に「仮説→実行→検証→改善」のサイクル(PDCAサイクル)を回し続けています。
例えば、「この記事のCTAをボタンに変えればCVRが上がるのではないか」という仮説を立て、実際に変更(実行)し、その後の数値を分析(検証)します。そして、結果が良ければ他の記事にも展開し、悪ければ元に戻すか別の方法を試す(改善)という流れです。この地道な試行錯誤の繰り返しが、メディアを最適化し、成果を最大化させる鍵となります。



自社でコントロールできる指標と、コントロールできない指標を意識しましょう。例えば「問い合わせボタンのクリック率」はボタンの配置やデザインを変えることで自分たちで割とコントロールできる指標です。
しかし「検索順位」はGoogleのアルゴリズム次第でもあり、コントロールできる範囲は少ないです。だから意味がないわけではもちろんありませんが、その前提理解をしておくことも大切です。
分析のタイミングを決め、定点観測する


KPIの数値は日々変動するため、一喜一憂するのではなく、決まったタイミングで数値を観測し、中長期的な視点で評価することが大切です。例えば、「毎週月曜日に主要KPIを確認する」「毎月末にレポートを作成してチームで共有する」といったルールを設けましょう。
定点観測を続けることで、施策の効果が正しく判断できるだけでなく、季節変動などの外部要因や、メディア全体の健全な成長トレンドを把握することができます。これにより、よりデータに基づいた客観的で戦略的な意思決定が可能になります。
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